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とにかくいろいろ考察してみます。

科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方

適職と言われると自分の今の職業が適職なのか、考えてしまう人が多いと思います。

そこで適職とは何だろうか?科学的な適職ではどういったことが自分にとって適職なのかを書いております。

今の仕事があなたの幸福度を最大限に得ることができているか。最大限に幸福なことが適職と言えるようです。

 

1.まず職業に関して学ぼう

適職につくのが難しい理由として一つは職業選択の自由ができるようになったのが、そもそも19世紀のヨーロッパから始まったといわれております。それまでは自分の仕事は自分で決めることができなかったのだ。と言われております。それまでは家業を継ぐというのが職業のメインだったわけです。そのためやりたい仕事、適職を探すということが難しいといわれております。さらに現在は終身雇用が崩壊、寿命も延びて100年時代。こんなことが過去にあったでしょうか?過去を見本にするロールモデルもないといえます。年齢や経験においてもたくさんの仕事を経験しているわけです。そんな状態で何を参考に適職を探すのか、科学的アプローチで幻想を捨てていくことにより適職が見えてくるといえるわけです。

 

2.幻想が適職ではない

ここに関しては科学的な適職では非常に大胆に書かれております。さて偉人と言われている人は最初からその職業になりたくてなっていたのでしょうか?

例えばアップルの創業者の「スティーブ・ジョブス」はそもそもパソコンが好きでIT経営者になりたかったか、もともとジョブスは経営者ではなく思想家になりたかったといわれております。さらに思想家で有名な中国の偉人「孔子」に関しては思想家ではなく政治家になりたかったといわれております。そして皇帝として誰しもが知っている「ナポレオン」彼も皇帝になりたかったわけではなく小説家になりたかった。芸術文化で夢イな「ゴッホ」に関しても美術家ではなく聖職者になりたかったといわれております。

このように世界的な偉人の中ではなりたくてその職業になっている人ではない人も多いということです。

 

3.幻想を捨てる1 適合派と成長派

好きを仕事にしよう。よく聞く言葉ですが好きなことをしないと長続きしないといわれております。思っていた現実の内容が大きいため挫折しやすいといわれております。そして成長派に関しては逆にトラブルに強いといわれております。

成長派に関しては自分が適合していくため変化していく要素が強いといえます。

情熱があるから努力ができるのではなく、適応しようと思い努力するから情熱が生まれる状態になるわけです。注いだリソースの量が多ければ多いほど結果や自信となってあらわれるわけです。そう言った思考を「グロースパッション」成長する情熱と言われており今の仕事を転職にすると思うところが大事といわれております。

 

4.幻想を捨てる2 お金で選ばない

適職と思うところの一つにその仕事での収益も査定基準に入ると思います。

そこで給料と満足度に関しての相関関係として(R=0.15)と言われており(R=1)の場合はほぼ関係しているといえ(R=0.15)のばあいほとんど関係がないということで考えると年収で行くと年収400万では幸福指数が徐々に上がっていくが年収800万までいくとそれ以降の幸福度はほぼ変わらないと科学的には証明されているといいます。

年収が多いほうが絶対に幸せだと思う人が多いと思いますが満足度はほぼ変わらないと科学的に証明されているといえます。

 

5.幻想を捨てる 伸びる業界、業種

今伸びている業界、これから伸びる業界などとよく見受けられますが現状を予想することはだれができるのでしょうか。専門誌、経済紙などたくさん出ておりますがどんな専門家でも制度は50%と言われております。確率1/2となるともう素人同然、荒に今回のコロナなども誰が予想できたでしょうか。誰もわからないということです。伸びる業界、伸びている業界などで選択はやめましょうということです。

 

6.幻想を捨てる 楽できるかどうか

楽な仕事であれば適職と言える幸福を味わえるか。しかしそういったわけでもないようです。幸福に不可欠なこととして適度なストレスが必要になるということです。

難易度が高いことに対してスキルが身についていないと不安でしかないですよね。

スキルがあるのに難易度が低い場合、何でこんなことやっているんだろうか。と思ってしまい退屈になるといわれております。

そして難易度が低くスキルも低い場合などは機械の一部ンとなっている感覚になるわけです。結果、難易度とスキルがちょうどいいバランスの時は一番やる気が出るわけです。そこで楽だからなどとして適職は得られないということです。

 

7.適職を見つけるための七つの徳目

適職を見つけるための7つの項目があるといわれております。

①自由はあるのか 

作業内容やペース、場所、タイミングを自分で決めることができるかこれとても大きな項目といえます

②進歩している感覚や達成感はあるか 

成長している、できるようになったなど自分の成長を感じることができるかどうか。成長していると自分でわかる、第三者から評価が得られるとやる気は生まれます。

③攻撃型や防御型など自分のタイプや焦点があっているか 

自分は攻撃型(最高の状態を想像してリスクよりもスピード)そして防御方(最悪の状態を想定してそのリスクを避けようとする)この二つのタイプで自分のタイプと会社のタイプがあっているか、あっていない場合、幸福感は得られないですよね。自分のタイプを認識するのは大事なことです

④内容と報酬は明確になっているか

何をやったらいくらもらえるか明確ではないとやる気はなくなります。そこでそれが明確になっているかわかりやすいと頑張れますね。しかしお気に入り人事などで評価される場合、頑張ることに陰りが咲いたりしますね。結果として自分の仕事が結果によって評価がわかりやすいか、それが活力になるといえます。

⑤使途ごとの内容はバラエティに富んでいるか

毎日同じ業務内容だけでは長続きしないですよね。そこで仕組みとしていろいろなことが学べる環境か、これが大きいといえます。営業のみ行っているわけではなく経理ってこうだよ、総務ってこうだよ。法務ってこうなのなどと圧力がなく学べる環境がある場合成長につながりバラエティが豊富といえますね。業務以外のことを学ぶことにより理解が深まり幸福感につながります。

⑥自分と似た人間が多いか

その業界、会社などに自分と同じタイプがいることにより共感や同調が得られ幸福度が増すといわれております。友達なんかもできるようになったりすることがあるのも大事です。しかしタイプが全く違う、思考が違うなど起こることにより幸福感にはつながらないわけです。

⑦他人の生活に影響を与えられているか

人間という生物は他者に貢献することにより満足度が得られる生命体と言われております。

その中で自尊心、親密感、自律性この三つの大きな欲求がありそれは自分の満足度が高まる要素といえます。これらが満たされた時の満足度は非常に高いといえます。

 

8.仕事選びとは

ここまで考えてみて「幻想」ってどれだけ仕事選びに対して阻害していたことかというのがわかってきたと思います。

この7つの項目に対して自分の重要な点数をつけるけその基準の合計に対して各社に自分の重要な項目に1.2.3と点数を受けていき重要ポイントと各社の点数をかけてポイントが高いところが適職になるわけです。こんな形で決めるのかと言われますがこの方法は米軍でも使われている方法とのことです。

 

9.まとめ 科学的な適職の決め方

ここまで数値化して自分の適職を考えることはなかったと思います。

実際に自分を客観的にみることにより主観的な自分とはまた別の思考が生まれるのではないでしょうか?また、転職を考えてる人、今の仕事が自分に合っているのか

わからない人や並んでる人は考えてみてください。そう思ったときは、あなたの仕事を説明してください。

①営業です 作業内容で説明

②一件売ったら5000の仕事をしている 利益で説明

③役立つサービスを売っている。 意義で説明

この三つの返答が出たとしてもすべて同じ仕事をしている場合その意義で仕事を認識しているかが結果につながるわけです。ジョブクラフティングと言われますが。自分が仕事をしている意義を他人のために思えているか思えることにより幸福度が高められるヘルパーズハイと言われる状態になれるといいます。

人のためになっている、それを意義として仕事をすることにより自分の幸福度が高まりそれが適職になるわけです。転職を考えている人も現職を悩んでいる人も意義を考えてみてください。それで行動が変わることがあると思います。