フリーメイソンとは 都市伝説とは本当なのか
今回は「フリーメイソン 秘密結社の社会学 橋爪大三郎著」に関して話していきたいと思っております。
秘密結社として有名なフリーメイソンですが、何をしているのか。どんな人がメンバーなのか。何をしてきているのか。わからないことばかりですね。日本人でも参加している人がいるとかいないとか東京に支部があるとかないとか。そんな話は聞いた話があると思います。それをわかりやすく学術的に書いてあるのでまとめてみたいと思います。
1.フリーメイソンの成り立ちとは
フリーメイソンの成り立ちは中世イギリス、ドイル、フランスで作られた石工の労働組合集団が成り立ちと言われております。いわば労働組合的なところが始まりと言われております。その際に特定の技術を会得したもののみ入れる集団だったため、フリーメイソンに加入することにより「合言葉」を作ることにより秘密結社になっていったといわれております。また、フリーメイソンのメイソンは「石工」の意味があり個人で石工の技術がある人たちの集団としてフリーメイソンとなったといわれております。
2.石工組合から親睦団体へ
中世石工組合だったフリーメイソンですが18世紀になるにあたり石工以外にも情報や学問、幾何学などの人たちも増えていきその周辺の人がどんどん増えていったといわれております。それにより多種多様の情報や技術の名手にがどんどん加入していき石工集団からいろいろな情報を交換でき信用情報を特化していく親睦団体、友愛組織と言われるようになっていいます。そこで1717年イギリスでフリーメイソンのグランドロッジを設置致します。ここから近代フリーメイソンの始まりといえます。
3.都市伝説的なフリーメイソン
hリーメイソンの都市伝説として
アメリカを作り初代アメリカ大統領ワシントンがフリーメイソンで裏を牛耳っていた。
太平洋戦争終結後、GHQのマッカーサーがフリーメイソンで日本を牛耳っていた。
1ドル札の裏にはフリーメイソンのマークがある。
など陰謀説を巻き起こす内容が多くあります。そこでワシントンやマッカーサーがフリーメイソンだったかどうか。これに関しては実際にフリーメイソンだったといわれております。しかし、陰謀めいたことをしていたのか、ここに関しては脚色があるといわれております。なぜかというと、この陰謀論は日本のみで語られている話ということなのです。
4.なんで日本だけで語り継がれているのか
ここで秘密結社の定義として秘密結社とは「反社会的な思想を持ち構成員が不明でどこが所在かを秘密にしているもの」と言われておりフリーメイソンに関していくと日本の所在地は東京港区にありカメラなどのメディアも可能なところになります。
なぜそのように言われるのか、秘密のための秘密だからということです。
秘密めいたことを演出している集団なので秘密結社と思われているようです。
その特徴として儀礼と言われるものがあるといわれます。
儀礼とはフリーメイソンに入るためのg例になるといわれております。キリスト教などは、「キリストに求愛されるための儀式を協会が行う」ということですがフリーメイソンの場合は「目隠しをして儀式の場所に連れていかれ誓いを行い目隠しを外し認められる」とのことです。そしてこの儀式を秘密にしている演出といえます。会員証を作るためkに身分署名所を出して入会証を書くといったことと類は変わらないわけですが、より秘密さを演出するためにキリスト教より昔からあるように作られた組織と思えるような仕組みを作られているため、秘密結社と言われる由縁kになります。さらに階級もあり、ロッヂのマスターはと言わる人は選挙で選ばれるといわれております。
6.宗教とフリーメイソンの違いに関して
グランドロッヂは総本山になりますがロッヂは認可制になり許諾を得られると作ることができるといわれており、それがフリーメイソンのアイデンティティともいわれております。カトリックで行くと教皇が絶対な絶対権力者がいるワントップ体制になりますが、フリーメイソンは分権的なため政治目的を持たず信仰心もいないのでTOPが不在になり陰謀論に向かない構造になっておるといえます。そこが大きな違いになります。キリスト教でも、イスラム教でも、仏教でも入れるのがフリーメイソンです。しかし、秘密と儀礼の演出によりとても謎めいていることにより秘密結社と言われるようになります。
7. フリーメイソンとは結果どういった組織なのか
そこでフリーメイソンとはどういった団体だろうと思われたかもしれませんが、もともと18世紀にあった団体というと「貴族、宗教」が主な団体だったといえます。しかしそこでのフリーメイソンに関してはそういったコミュニティに行けないが知識も情報もある団体だったわけです。18世紀に関しては科学が発展し始めているが教会がそれを否定している時代です。科学VS神といった時代ですね。学ぶコミュニティとして当時はフリーメイソンがあったというわけです。現在でいう大学やサロンといった組織だったわけです。
18世紀の大学の始祖としてできたのがとしてフリーメイソンになるのです。
現在の大学も入学試験があり、大学の生徒のみ受けることができる授業や活動をすることができるようになるわけです。まだ大学がない18世紀の知識人などが集まったのも頷けるようになったでしょうか。
8.なぜ陰謀論が出るようになったか
陰謀論が出てくる理由として代表格がナチスにあるといわれております。
ユダヤ迫害とはフリーメイソンが行ったといわれている説があるわけです。
このような知識集団がなぜ知識人であるユダヤを迫害知る理由があったのと思われるかもしれませんが、これをナチスがこじつけた理由と言われております。それがそのまま日本に入ってきているといえます。
さらに、フリーメイソンの歴史は深くありません。秘密にしていることが多すぎて伝統工芸がなかったが原因ともいわれております。しかし、アメリカは歴史のもとで行くと深くない国のためフリーメイソンは進行もなく教養や情報も得ることができたためアメリカで理解を得られたといわれております。
9.なぜ日本だけ陰謀論になるのか
結論か行くと日本は他の宗教やヨーロッパの歴史に対して地検がないからと言われております。
単純なナチスの刷り込みが強くそればかり信じており、学校教育などでも宗教に対してお歴史などは教えられることがなく、仏教ですら無知な人が多いため正しいことが教えられていないからそうなってしまうといわれております。
日本の歴史も神事に関しては教えられることがなく育ってしまい、本当のことを知らないまま宗教=カルトになってしまっているわけです。
10.フリーメイソンとは親睦団体でありカルトではない
如何でしたしょうか?フリーメイソンは宗教でもカルトでもなく、むしろ大学の始祖であり、知識と教養、情報の場所になるわけです。江戸の時代からフリーメイソンは存在しており、ロッヂもそのころから日本にあるといわれておりますが、その時に勧誘活動を行わない。という理由で外国人の方用につくれられていたわけですが、その時に宗教認識してしまい秘密結社と言われるようになったわけです。
中でもフリーメイソンの中で引き抜きなどを行いに多様なコミュニティを作る人も現れるわけです。それが「イルミナティ」という組織がドイツで発症しますがこれも10年でなくなってしまいます。それがより秘密結社化しているというわけです。
さらに、フリーメイソンは入るためには紹介が必要ともいわれております。
紹介がないとは入れないわけです。今でいうとオンラインサロンに近いのではないでしょうか?そんなことをやっているかは加入している人しかわからない。それが現代のフリーメイソンなのかもしれないですね。